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現代の大学で精密機械の研究、技術貢献をしよう

精密機械と言ってもいろいろある

「精密機械」という言葉は、実は何か特定の機械を指している言葉ではなく、どちらかといえばその機械の「動作や役割」といった観点からそう呼ばれている機械がある、と捉えていただいた方が分かりやすいかと思います。
例えば、医療機器ならエコーと呼ばれる超音波診断装置、CT、MRI、脳波計、内視鏡、ペースメーカー等々、それ以外なら天体望遠鏡、旋盤加工機、コピー機やスキャナーも精密機械と言えます。
パソコンはどうなんだ、という点については、これは「精密機器」と呼ばれることの方が多いですが、パソコンやデジタル時計というものは、ある程度「乱暴な扱い」をされても壊れないように元々設計されているところが、上に挙げた精密機械たちとは異なっていると言えます。

研究者として、あるいは技術者として

さて、精密機械を研究したり、技術者として携わったりするために、明確に「必ずこの資格を取得しなければいけません」というような共通の必須資格、というものはありません。
しかし、それぞれの精密機械は、かなり高度な専門知識を要求するものが多いです。
例えば先に挙げた医療機器でも、単に操作の仕方だけを覚えても、それらの機械の本来の目的は「病気を見つけること」なので、医者として使うという訳ではなくても、ある程度の医学的知識を学習した上で研究や開発に携わらなければ、使用者に満足してもらえる機械を研究開発することはできません。
特に現代の精密機械は、かつてのように「現場たたき上げの経験と勘」といったものだけではフォローしきれない程の知識と技術を要求する場合が多くなっています。


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